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健康リスク予測サービス

概要

健康診断の結果などから、入院確率や健康余命など幅広く一般の方にもわかりやすい健康リスクを予測するサービスです。健康リスクはWebやアプリ、印刷レポートでわかりやすく伝えられるほか、WebAPIを通じて各種業務用途に組み込むことができます。
さらに測定機器やウェアラブルと連携し、運動量や歩数などライフログを記録して運動管理できるとともに、自動で健康リスクをアップデートしたり、実際の日常活動が将来の健康リスクへ与える影響を随時お知らせするプッシュ配信なども可能です。
健保組合や企業で、健康増進施策を担当されている方には、施策立案をサポートするアプリで、自組織の健康特性を把握して、健康リスクに大きなインパクトのある要因を特定し、改善効果が大きなユーザを抽出することができ、施策効果を飛躍的に高めるとともに、企画の説得力を増すことができます。
PHR(Personal Health Record)や定量評価など、健康経営に求められる組織的取り組みとして、最適なソリューションとなります。

マイリスク概要
健康リスク
ライフログと将来予測
健康施策立案サポート

主な機能(個人ユーザ向け)

1|健康リスク計算

30を超える健康診断項目から、入院リスク(確率/日数/費用)・死亡リスク(確率/原因)・生活習慣病のかかりやすさ・健康余命・リスク年齢・健康レベルなど多様な健康リスクを算出します。専門的で難しい検査結果を誰にとっても理解しやすい健康リスクに変換し、じぶんの健康を身近に実感できるものとします。※最少3項目から利用可能

健康リスク計算

 

2|要因分析

同性同年齢の平均や過去の検査結果と比べて、現在のじぶんの検査結果の良いところ/良くなったところ、悪いところ/悪くなったところを検査項目ごとの健康リスクへのインパクトとして示します。改善すると健康リスクが大きく低減する検査項目や不摂生して大きく悪化した項目が明確になり、生活改善の重要なヒントが得られます。

要因分析

 

3|ライフログと日常測定

ウェアラブルと連携して運動量や歩数などライフログを記録します。日次や週次で目標を管理して、リアルタイムに進捗状況をレポートします。また体重計や血圧計と連携して自動で最新の健康リスクにアップデートします。

運動量

 

4|将来体重推計

運動を頑張ったり食事をコントロールしても、日々の体重は徐々にしか変化しません。現在の頑張りを継続した場合に、将来体重がどのように変化していき、その結果として期待できる健康リスクの変化を示します。事前に効果を把握できるため、努力を継続するモチベーションとなります。

将来体重推計


 

5|シミュレーション

検査結果や生活習慣の変化で健康リスクがどれだけ変動するかをシミュレーションできます。じぶんで血圧管理や運動など、生活習慣の改善努力と健康リスク改善効果を試算して確認できるため、納得のいく改善目標を立てることができます。

シミュレーション

 

6|ランキング

じぶん一人では改善努力を継続することは難しいものです。同性同年齢のユーザー間でリスク年齢の若さを競います。他のユーザーの頑張りや実在する同年齢の健康優良者を刺激に健康増進意欲をかき立てます。

ランキング

主な機能(健康施策責任者向け)

健保組合など保険者の健康増進責任者や保健師の方々の多くは、これまで検査結果が一定の基準値を超えた加入者に対して改善を促す指導を行なってこられました。
検査項目には基準値を超えると健康リスクが急に悪化するものもあれば、徐々に悪化するものもあり、複合的に影響が増すものもあります。
組織全体の加入者を見渡して、真に健康リスクに悪影響を及ぼしている項目とそのインパクトを特定し、その影響を大きく受けている加入者の方を見つけ出して改善指導をされれば、効果が飛躍的に高まるだけでなく、施策立案の説得力が増すことでしょう。
15年にわたって開発をしてきた健康リスク予測技術をベースに、企画立案業務を強力にサポートします。
健康経営を推進されている企業様においては、今年度から健康経営度調査でPHR(Personal Health Record)活用の整備状況や目標指標の定量的な検証状況が問われています。
マイリスクの定量評価機能に加えて、ライフログを含めたPHR機能は、健康経営においても強力なツールとなります。

健康施策立案サポート

1|他組織と比較

健保組合の加入者など自組織ユーザの検査結果や健康リスクを他の組織と比較できます。検査値や健康リスクを性別年齢別平均や人数分布をグラフで確認し、課題となる検査項目や健康リスク、性別年代など健康特性を把握します。

他組織と比較

 

2|高リスク要因を特定

健康リスクへのインパクトを検査項目や生活習慣などの要因ごとに集計して、改善効果が高い要因を特定します。多数のユーザに影響している要因も、一部のユーザに大きく影響している要因も識別可能です。

要因を特定

 

3|改善効果が高いユーザを抽出

改善要因で健康リスクが高いユーザを抽出して、詳細なリスクレポートで確認します。
改善要因にくわえて性別年齢や検査結果、健康リスクを抽出条件に加えることもできます。

ユーザ抽出

ご利用形態

独自サービスを構築される企業・団体向け

WebAPI

WebAPI

マイリスクの中核である計算エンジンの機能を汎用的な16のWebAPIを通じてフルに柔軟にご活用いただけます。健康リスク計算からシミュレーション、ランキング、将来体重推計など主要な計算機能の他、ユーザー登録/削除や利用状況/分布状況の取得など、サービス構築に必要な機能を網羅しています。

標準サービスを迅速に利用したい企業・団体向け

オールインワンPHRアプリ
「マイリスク」

スマホアプリ

健康リスク予測機能に加えて、ウェアラブルとの連携により運動量や歩数を管理できます。日常測定(体重計/血圧計など)データの自動入力による健康リスクアップデートや日々の運動努力の成果として将来の体重や健康リスクを予測し、プッシュ通知して日々の健康意識を高めます。

施策立案サポートアプリ
「マイリスク アナライザ」

マイリスクアナライザ

自組織の健康特性を把握し、健康リスクに真に影響を与えている要因を特定し、その要因により健康リスクが高く改善効果が高いと想定されるユーザを抽出するなど、健康施策を企画する際の重要かつ困難な分析業務を強力にサポートし、施策効果を飛躍的に高めます。

Webフロントエンド

Webフロントエンド

Webブラウザで、標準サービス(マイレポート・データ入力・シミュレーション・ランキングなど)を簡単にご利用いただけます。ご利用を促進するため、既存のユーザー認証基盤と連携することをおすすめしています。

マイリスク.jpロゴ

(マイリスクWebサイト)

印刷レポート

印刷レポート

インターネット環境をご利用いただけない方やユーザー認証基盤のない環境で、マイリスクの基本サービス(マイレポートの抜粋)をご利用いただくことができます。印刷されたレポートが郵送されるため、確実にご覧いただくことが可能となります。

特徴

特定の疾患に限らず、入院/死亡確率や健康余命など幅広く一般の方にもわかりやすい健康リスクを提示します。また、性別年齢別平均と比べた倍率や相当年齢など相対指標(実年齢の平均と比べて良い/悪い)だけでなく、確率や日数/年数といった絶対指標も提示できるため、健康や生活への影響の大きさを実感することができます。

体重や血圧、糖質/脂質などの血液検査、尿検査、眼底検査、心電図検査など幅広い検査項目に加え、飲酒/喫煙などの生活習慣や既往歴まで、30超の項目をインプットとして健康リスクが計算されるため、多様なじぶんの健康特性が反映した結果が得られます。※身長・体重・血圧だけでもご利用可能ですが、より多くのデータ入力を推奨しています。

検査項目ごとの健康リスクへのインパクト(好影響/悪影響)がわかるため、どの項目を改善すべきか健康増進に向けた有効なヒントが得られます。また、検査項目や運動など生活習慣の改善時にどれだけ健康リスクを低減することができるかシミュレーションが可能なため、じぶんで納得して改善目標を設定することができます。

運動や食事の改善による将来の体重推移を予測し、体重変化による血圧など他の項目への影響も考慮した将来の健康リスク予想も行うことが可能です。運動や食事など生活習慣を改善してもすぐには健康にはなれませんが、努力を継続すればやがてよくなる健康リスクを定期的に配信することができるため、生活改善の習慣化への意欲を刺激します。

マイリスクユーザー間でリスク年齢のランキングを開示できるため、相互に刺激し合い、実在の健康優良者を目標とした改善意識を醸成します。

健康リスクの予測ロジックは、100万人規模のデータをもとに、疫学の専門家が実績のある手法を用いて開発/改良を行ってきました。10年を超える実績もあり、高い信頼を誇ります。

導入企業/保険者様は、Webやアプリの標準サービスを容易に利用できますが、ユーザーアカウント環境がない場合でも、印刷レポートでご利用いただけます。さらに、充実した16ものWebAPIをご活用いただければ、採用企業様の業務システムに健康リスクを組み込み、独自の健康サービスを構築していただくことが可能です。

モデル

健康は多様な因子の影響を受け、長期にわたる日常活動の蓄積の結果と言うことができます。その結果は、罹患や入院にとどまらず、医療費負担、さらに保険者の持続性にも影響を及ぼします。レグラルは長年にわたり、より幅広い影響因子を取り込み、より深い因果関係をモデル化する研究開発を進めてきました。この広く深いモデルによって、多岐にわたるお客様のご要望にお応えします。

因果関係モデル

スキーム

マイリスクは、顧客企業・団体を通じてBtoBtoCの形態で提供しており、直接個人ユーザーの方には提供しておりません。
弊社あるいはライセンス供与先の日立製作所とマイリスク利用契約を締結した健康保険組合・企業・自治体・保険会社・健康サービス事業者などの加入者や従業員、お客様にご利用いただくことができます。
自社の従業員への提供のみならず、一般個人への健康関連サービスの提供を検討されている企業の方で、マイリスクにご興味を持たれましたら、お気軽にお問合せください。

※「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
※「マイリスク®」は、株式会社レグラルの登録商標です。
※画面イメージのデータは仮想のものであり、実際のデータとは異なります。
※アプリの画面イメージや機能は今後変更されることがあります。