千年カルテロゴマーク

医療情報流通プラットフォーム

概要

「千年カルテ」とは、AMED研究公募事業に採択され特定非営利活動法人日本医療ネットワーク協会(JMNA)が運営する電子カルテやレセプトなどを利活用する国内最大規模の医療データ基盤です。JMNAは千年カルテ事業で数多くの医療機関から委託を受け医療情報を集積して医療機関へサービスを提供するとともに、その医療情報を医療機関間で連携させて効率的な医療に役立てたり、PHR(パーソナルヘルスレコード)として患者に利用していただくなど利活用を進めています。
医療情報は、もっと多様な領域で活用できるものであり、患者本人にもっと役立つものとレグラルは考えます。PHRで手元に医療データがあっても、事業者を巻き込んだ利活用は患者個人に実現は困難です。患者本人の指示/同意を前提に、本人へメリットのあるサービスを提供する事業者と千年カルテが連携するスキームを構築し、患者がじぶんの医療データを最大限活用できるよう、レグラルはJMNAから委託を受け「千年カルテ事業化コーディネータ」として推進しています。

マイリスク概要

取り組み

第一弾として、保険金給付のプラットフォームを構築します。
現状では医療保険に加入する患者は、入院や手術を受けた後、診断書を発行してもらい保険金の給付申請を行います。申請を受けて保険会社は診断書を査定し、保険金が支払われます。
千年カルテを活用したスキームでは、入院患者が許諾/指示すれば、日々アップロードされる医療データから診断書相当情報が作成されて保険会社に提供されるため、迅速に保険金の給付が可能になります。
※現在は実証実験の準備段階にあり、今後は実験の結果を踏まえ、多くの医療機関に賛同いただいた上で事業展開を図る予定です。

保険金給付スキーム

患者・医療機関・保険会社の誰にとっても嬉しい仕組みです。

○数千円かかる診断書は不要、医師は治療に専念可能
○手術や退院後、まもなく保険金を給付可能
○給付や申請の漏れ、不正受給がなくなり、確実に給付
○保険会社の査定/給付業務が大幅に軽減

関心のある方

医療情報を直接利用した保険金給付など、千年カルテの"顕名"データの活用に関心のある保険会社様や患者にメリットをもたらすサービスをご検討の事業者様は、以下からお気軽にお問い合わせください。